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敬語変換一覧表|動詞50種の尊敬語・謙譲語・丁寧語に関するイメージ

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敬語変換一覧表|動詞50種の尊敬語・謙譲語・丁寧語

「言う」「見る」「行く」など、ビジネスで頻出する動詞50種類を尊敬語・謙譲語・丁寧語に一括変換できる対照表。迷ったらここを開けば2秒で正解が分かります。

佐野SUPERVISOR佐野 真由美
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SECTIONS5
01

敬語の3種類をまず整理

敬語変換表を使う前に、「どの敬語を選ぶか」の判断基準だけ押さえておきます。迷ったら「相手を主語にするか、自分を主語にするか」で9割決まります。

種類動作主使う場面例(「言う」の変換)
尊敬語相手相手の言動を立てるおっしゃる
謙譲語自分自分を低めて相手を立てる申し上げる / 申す
丁寧語誰でも可文末を丁寧にする万能型言います

3種類の敬語の性質を一目で把握。ビジネスシーンではこの3つを場面で使い分けます。

佐野

監修者ワンポイント / 佐野真由美

講師として一番多い質問が「尊敬語と謙譲語、どっちを使うんですか?」です。答えはシンプルで、「動作主が相手なら尊敬語、自分なら謙譲語」。これだけ覚えておけば、初対面の取引先でも失礼は起きません。

02

基本動詞 50種の変換表

ビジネスで頻出する50動詞の変換一覧。メール・電話・来客対応で迷ったらここで確認してください。

原型尊敬語(相手)謙譲語(自分)丁寧語
言うおっしゃる申し上げる / 申す言います
見るご覧になる拝見する見ます
聞くお聞きになる伺う / 拝聴する聞きます
話すお話しになるお話しする話します
するなさるいたす / させていただくします
いるいらっしゃるおるいます
行くいらっしゃる / おいでになる伺う / 参る行きます
来るいらっしゃる / お越しになる参る / 伺う来ます
食べる召し上がるいただく / 頂戴する食べます
飲む召し上がるいただく / 頂戴する飲みます
知るご存じ存じ上げる / 存じる知っています
会うお会いになるお目にかかる会います
与えるくださる差し上げるあげます
もらうお受け取りになるいただく / 頂戴するもらいます
思うお思いになる / お考えになる存じる / 拝察する思います
考えるお考えになる考えます / 検討いたします考えます
読むお読みになる拝読する読みます
書くお書きになるお書きする書きます
買うお買いになる / お求めになる求める / 購入いたす買います
教えるお教えになる / ご教示くださるお伝えする / ご案内する教えます
帰るお帰りになる失礼する / 戻る帰ります
座るおかけになる座らせていただく座ります
待つお待ちになるお待ちする待ちます
渡すお渡しになるお渡しする渡します
使うお使いになる使わせていただく使います
受け取るお受け取りになるお預かりする / 頂戴する受け取ります
借りるお借りになる拝借する借ります
調べるお調べになるお調べする / 確認いたす調べます
伝えるお伝えになる申し伝える伝えます
送るお送りになるお送りする送ります
届けるお届けになるお届けする届けます
決めるお決めになる決めさせていただく決めます
頼むお頼みになるお願いする / お頼み申し上げる頼みます
答えるお答えになるお答えする / お答え申し上げる答えます
確認するご確認になる確認いたす / 拝見する確認します
検討するご検討になる検討いたす検討します
利用するご利用になる利用いたす / 利用させていただく利用します
了解する── (目上に尊敬語で使わない)承知いたす / かしこまるわかりました
気に入るお気に召す── (自分には使わない)気に入ります
亡くなるお亡くなりになる / ご逝去される── (自分には使わない)亡くなります
寝るお休みになる休ませていただく寝ます
起きるお目覚めになる / お起きになる起きさせていただく起きます
休むお休みになる休ませていただく休みます
出席するご出席になる出席いたす / 伺う出席します
欠席するご欠席になる欠席いたす欠席します
同席するご同席になる同席させていただく同席します
参加するご参加になる参加いたす / 参加させていただく参加します
返事するお返事なさるお返事する / ご返答申し上げる返事します
連絡するご連絡になるご連絡する / ご連絡差し上げる連絡します
訪問するお越しになる / ご訪問になるお伺いする / 参上する訪問します

スマホでも横スクロールで全列確認できます。社外メールでは「尊敬語」、自分の動作説明では「謙譲語」を使うのが基本。

03

迷いやすい敬語の「正しい選択」

表を覚えていても、実際に言葉に出す瞬間に迷いやすい7パターン。正しい選択肢で判断できるようにしておきましょう。

×よくある失敗

「了解しました」を上司・お客様に使う

◎こう直す

「承知しました」または「かしこまりました」。「了解」はやや軽い印象で、目上に使うと違和感を持たれる。

×よくある失敗

「お名前を頂戴できますか」

◎こう直す

「お名前を伺ってもよろしいでしょうか」。名前は頂くものではなく伺うもの。

×よくある失敗

「ご苦労様です」を目上に

◎こう直す

「お疲れ様です」。「ご苦労様」は目上から目下への労い表現。

×よくある失敗

「〜になります」を多用

◎こう直す

「〜です」「〜でございます」。「こちらが資料になります」は変化を意味せず誤用。

×よくある失敗

「とんでもございません」

◎こう直す

「とんでもないことでございます」。「とんでもない」は1単語なので「ございません」は文法的に誤り。

×よくある失敗

「○○様でございますね」

◎こう直す

「○○様でいらっしゃいますね」。人に「ございます(=ある)」を使うと謙譲語扱いで失礼。

×よくある失敗

「〜させていただきます」の連発

◎こう直す

相手の許可・恩恵がある場面のみ使用。「説明させていただきます」は相手の許可不要なので「ご説明いたします」が正解。

04

二重敬語のよくあるNG

敬語を重ねるほど丁寧になる、は誤解。2つ以上の敬語要素を重ねると逆に失礼になります。

× NG例◎ 正しい形何が重複?
ご覧になられるご覧になる「ご覧になる」+「〜れる」の二重
おっしゃられるおっしゃる「おっしゃる」+「〜れる」の二重
お伺いさせていただく伺います / お伺いします「お」+「させていただく」の重複
お召し上がりになる召し上がる「お〜になる」+「召し上がる」の重複
お読みになられるお読みになる「お〜になる」+「〜れる」の二重
拝見させていただく拝見する / 拝見いたす「拝〜」+「させていただく」の重複

「お/ご」「〜れる」「〜られる」「〜になる」の要素が2つ以上重なっていないかチェック。

二重敬語を見抜くコツ

「お/ご」+「〜れる/られる」+「〜になる」の3要素のうち、同じ動詞に2つ以上が入っていたら確実に二重敬語。声に出して読み上げると、違和感で気付きやすくなります。

05

シーン別・ここで差がつく1フレーズ

表の変換を覚えたら、次はシーン特有のフレーズで仕上げます。

メール

「お世話になっております」「ご査収のほどよろしくお願いいたします」「ご教示ください」を定型文として体に入れる。

電話

「少々お待ちくださいませ」「恐れ入りますが」「あいにく席を外しております」が3大定番。

来客対応

「本日はお越しいただきありがとうございます」「お足元の悪い中」「どうぞおかけください」。

会議

「僭越ではございますが」「恐縮ですが」「〜という認識で相違ございませんでしょうか」で発言を整える。

謝罪

「申し訳ございません」「重ねてお詫び申し上げます」「今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう」。

FAQ

よくある質問

Q.敬語の使い分けがどうしても覚えられません
A.表を暗記しようとしないのがコツです。業務で使うフレーズを10個絞り、それだけ体に入れれば日常業務の8割をカバーできます。迷った時にこのページをブックマークしておけば十分です。
Q.同僚にも敬語を使うべき?
A.先輩・年上の同僚には丁寧語が基本。同期はタメ口で問題ありませんが、商談・会議など公の場ではやはり敬語に切り替えます。「普段タメ口、公の場では敬語」が無理のない線。
Q.「させていただく」は結局どう使うのが正解?
A.① 相手の許可・恩恵がある ② 自分が恩恵を受ける、の2条件が揃う時のみ。「ご説明させていただきます」は相手の許可不要なので「ご説明いたします」に。迷ったら「〜いたします/〜します」で十分丁寧です。
Q.お客様の名前が分からない時、電話でどう聞けばいい?
A.「恐れ入りますが、お名前を伺ってもよろしいでしょうか」が無難。「頂戴する」は名前には使わない、の1点だけ気をつければOKです。

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