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クッション言葉40選|依頼・断り・質問を柔らかくする定番フレーズに関するイメージ

ビジネスマナー

クッション言葉40選|依頼・断り・質問を柔らかくする定番フレーズ

「恐れ入りますが」「差し支えなければ」など、ビジネスの依頼・質問・反論を角なく伝えるクッション言葉を40個網羅。シーン別の使い分けと例文も。

佐野SUPERVISOR佐野 真由美
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SECTIONS6
01

クッション言葉とは何か

クッション言葉は「本題の前に添える、相手への配慮を示す一言」です。同じ依頼でも「資料送ってください」と「恐れ入りますが、資料をお送りいただけますでしょうか」では、受け手の心理的な負担が大きく違います。本題は変えず、摩擦だけを減らせる魔法のフレーズです。

佐野

監修者ワンポイント / 佐野真由美

クッション言葉が苦手な方は「クッション言葉+疑問形」をワンセットで覚えてください。「恐れ入りますが、〇〇いただけますでしょうか」の型。これだけで、依頼・質問・反論のほぼすべてが柔らかくなります。

02

シーン別・クッション言葉40選

6つの典型シーンで使い分けます。丸暗記ではなく「この場面にはこのフレーズ」の紐付けで覚えるのがコツ。

① 依頼する時

・恐れ入りますが ・お手数をおかけしますが ・お忙しいところ恐縮ですが ・ご面倒をおかけしますが ・ご多忙のところ申し訳ございませんが ・ご迷惑をおかけしますが ・重ねてのお願いで恐縮ですが(再依頼時)

② 質問する時

・差し支えなければ ・お伺いしたいのですが ・念のため確認させていただきたいのですが ・不躾(ぶしつけ)ながら ・ぶしつけな質問で恐れ入りますが ・立ち入ったことを伺うようですが

③ 断る時

・申し訳ございませんが ・誠に残念ながら ・あいにくですが ・せっかくのお申し出ですが ・ご期待に添えず恐縮ですが ・身に余るお話ではございますが ・心苦しいのですが

④ 反論・意見を述べる時

・僭越(せんえつ)ではございますが ・差し出がましいようですが ・私見ではございますが ・お言葉を返すようですが ・おっしゃる通りかと存じますが ・一つだけ気になる点がございまして

⑤ 伝えにくいことを言う時

・申し上げにくいのですが ・大変恐縮ですが ・言いづらいのですが ・こんなことを申し上げるのも何ですが ・お耳に入れておきたいのですが

⑥ お願い・催促の時

・お願いばかりで恐縮ですが ・催促がましく恐縮ですが ・度々のご連絡で恐れ入りますが ・念のためご確認いただけますと幸いです ・ご多用中とは存じますが

03

使い分けの判断軸

クッション言葉は「弱い→強い」のグラデーションで並んでいます。シチュエーションの重さに応じて選びましょう。

強度フレーズ例使いどころ
軽め恐れ入りますが / お手数ですが軽い依頼・日常的な質問
ご面倒をおかけしますが / 大変恐縮ですが業務依頼・やや重い頼み事
重め誠に恐縮ですが / 誠に勝手ながら重要な依頼・急ぎの要請
最重身勝手なお願いで誠に恐縮に存じますが無理な依頼・クライアントへの特別依頼

依頼の強度別に使い分けるイメージ。本気のお詫び・依頼には最上位の「誠に〜」系を。

04

実例で学ぶ「Before / After」

同じ用件でも、クッション言葉の有無で印象が大きく変わります。

×よくある失敗

資料を月曜までに送ってください。

◎こう直す

お忙しいところ恐れ入りますが、資料を月曜までにお送りいただけますと幸いです。

×よくある失敗

この件、他の人に頼めませんか?

◎こう直す

差し支えなければ、この件は他の担当者の方にご対応いただくことは可能でしょうか。

×よくある失敗

今回は見送らせてください。

◎こう直す

誠に残念ながら、今回は見送らせていただきたく存じます。

×よくある失敗

ちょっと違うと思います。

◎こう直す

僭越ではございますが、こちらの点について別の見方もあるかと存じます。

×よくある失敗

まだ返事がないのですが?

◎こう直す

度々のご連絡で恐れ入りますが、先日の件につきまして進捗をお伺いできますでしょうか。

05

クッション言葉の「使いすぎ」に注意

クッション言葉は強力ですが、過剰使用は逆効果。文中で2回以上続くと「回りくどい」「本当に何を言いたいか分からない」と思われます。

1通のメールで2個まで、が目安

「お忙しいところ恐れ入りますが、ご面倒をおかけしますが、差し支えなければ…」のように3重に重ねると不自然。1通のメールで使うクッション言葉は冒頭1個・本文中1個の計2個までに留め、残りは「ご確認のほどよろしくお願いいたします」などのシンプルな締めで代用するのが読みやすさの鍵です。

06

電話・対面でそのまま使える定番スクリプト

口頭でよく使う3パターンを丸暗記しておくと便利です。

  1. 1

    取次依頼

    「恐れ入りますが、営業部の田中様はいらっしゃいますでしょうか」──「恐れ入りますが+〜でしょうか」の型。

  2. 2

    確認依頼

    「念のため確認させていただきたいのですが、打ち合わせは水曜14時で間違いございませんでしょうか」──「念のため」で角を取る。

  3. 3

    断り

    「大変ありがたいお話ではございますが、あいにく別件の予定と重なっており、今回は見送らせていただければと存じます」──「ありがたい→あいにく→見送らせていただく」の3段構造で柔らかく断る。

FAQ

よくある質問

Q.クッション言葉はチャット(Slack・Teams)でも使うべき?
A.社外向けチャットでは使った方が無難ですが、社内は軽めの「すみません、」「お手数ですが、」程度で十分。カチッとしすぎるとチャットの速度感と合わず、逆に距離感が出てしまいます。
Q.英語メールに同じようなフレーズはありますか?
A.あります。"Could you please 〜?"(依頼)、"Would you mind 〜?"(質問)、"I'm afraid 〜"(断り)、"With all due respect, 〜"(反論) が対応するクッション表現です。意図は共通で、柔らかくしたい場面に使います。
Q.新人のうちはクッション言葉を多めに使った方が安全ですか?
A.多め1-2個で十分です。3個以上重ねると「言い訳がましい」印象になり、逆に信頼を落とします。本題を明確に、前後の一言で柔らかくする、が新人でも使える鉄則です。

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