開業届を出すべきタイミング
法的には「事業を開始した日から1ヶ月以内」だが、実務的には副業収入が安定してからでOK。
- ✓副業収入が年20万円を超える見込み
- ✓副業を継続的に行う意思がある
- ✓青色申告特別控除を受けたい
- ✓屋号で銀行口座を開設したい
- ✓事業として経費計上したい
監修者ワンポイント / 佐野真由美
「まだ少額だし」で後回しにせず、事業として継続する意思があれば早めに提出を。青色申告の特典を逃すのはもったいない。
開業届を出す3つのメリット
税制・信用面での優遇。
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メリット1: 青色申告で最大65万円控除
白色申告より大きな控除。e-Tax 申告なら65万円、紙申告なら55万円、簡易帳簿なら10万円。
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メリット2: 経費計上で節税
事業に関する支出(PC・書籍・通信費等)を経費に。所得が圧縮され税金減。
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メリット3: 屋号で信用獲得
屋号付き口座を持てる。取引先への請求書・契約書が「個人名」より「屋号」のほうが信頼性UP。
開業届の提出手順
簡単・無料・所要時間30分。
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1. 用紙を入手
税務署で入手、または国税庁サイトからダウンロード、freee・マネーフォワード等のツールで作成。
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2. 必要項目を記入
氏名・住所・屋号・事業内容・開業日。15分で完了。
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3. 青色申告承認申請書もセットで
青色申告を適用するには開業届と同時に「青色申告承認申請書」も提出。
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4. 税務署に提出
窓口持参・郵送・e-Tax のいずれか。控えを必ず保管(開業届控えが各種手続きで必要)。
注意点とデメリット
提出前に確認。
失業保険受給中に開業届を出す
失業保険が停止される。受給終了後に出すこと。
会社の就業規則を確認しない
副業禁止なら開業届は証拠になる。就業規則確認を。
屋号を慎重に決めない
変更可能だが面倒。最初から長く使える屋号を。