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職場ハラスメントの種類 — パワハラ・セクハラ・モラハラの違い

職場で起きるハラスメントは種類が多く混同されやすい。パワハラ・セクハラ・モラハラ・マタハラ等の違いと、それぞれの対処法を整理します。

読了 5監修: 佐野真由美
01

職場ハラスメントの8種類

同じ「いじめ」と呼ばれるものでも、法的には細かく分類される。

種類内容法的根拠
パワハラ優越的関係を利用した精神・身体的攻撃パワハラ防止法
セクハラ性的な言動による不利益・環境悪化男女雇用機会均等法
モラハラ精神的虐待(無視・陰口・差別)パワハラ防止法(部分)
マタハラ妊娠・出産・育児を理由にした不利益育児介護休業法
パタハラ父親の育児参加を理由にした不利益育児介護休業法
ケアハラ介護を理由にした不利益育児介護休業法
ジェンダーハラ性別役割の固定観念による不利益男女雇用機会均等法
カスハラ顧客による従業員への迷惑行為安全配慮義務(会社側)

※ 2022年パワハラ防止法の全企業義務化により、会社側に相談窓口設置・調査義務がある

02

パワハラの判定基準

「指導」と「パワハラ」の線引きは、以下3要素すべてを満たすか。

  • ① 優越的関係(上司・先輩・経験年数による)
  • ② 業務の適正な範囲を超えている(指導なら適正範囲)
  • ③ 精神・身体的苦痛を与えている(本人が不快に感じる)

「指導」との違い

業務上必要な指示・叱責は「指導」。ただし「人格否定」「大声で叱責」「見せしめ」は指導を超えて攻撃。「〇〇という行動は改善を」と指摘するのは指導、「お前は無能だ」と罵倒するのはパワハラ。

03

被害を受けた時の対処5ステップ

1人で抱えず、段階的に対処する。

  1. 1

    証拠を残す

    発言の日時・場所・内容。録音可(自分の会話の録音は合法)。

  2. 2

    社内相談窓口へ

    人事・コンプラ窓口・産業医。会社は対応義務がある(パワハラ防止法)。

  3. 3

    労働局・労基署に相談

    社内で解決しない場合、外部機関へ。相談は無料。

  4. 4

    弁護士・ユニオンへ

    法的対応が必要なら専門家。労働問題特化の弁護士は初回無料相談多数。

  5. 5

    離脱の決断

    解決が見込めない・心身が損なわれる前に、休職や転職の決断を。

04

加害者にならないための心得

管理職・先輩の立場での注意点。

  • 指導と人格否定を区別
  • 「気にしすぎ」「昭和時代なら普通」の基準を捨てる
  • 本人に確認せず推測で動かない
  • 部下の個人情報を共有しない
  • 異性との2人きりを避ける(特に飲食)

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※各サービスの情報は公式発表に基づきます。記載内容は変更される可能性があります。

FAQ

よくある質問

Q.「これはハラスメント?」と迷う時は?
A.自分が不快に感じたらハラスメントの可能性あり。労働局・労基署・産業医に相談して判断を仰ぐ。
Q.加害者が役員・社長の場合は?
A.社内解決が難しい。労基署・弁護士・労働局への相談を直接。証拠は確実に残す。
Q.ハラスメントで転職したら履歴書に書く?
A.直接書かない。「より健全な環境で成長したい」等の前向き表現に変換。
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